NTT Com、検索連動型広告のクロスリスティングを子会社化

永井美智子(編集部) 吉澤亨史2010年03月10日 11時07分

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月9日、検索連動型広告事業を展開するクロスリスティングを子会社化すると発表した。ネット広告事業を強化するのが狙いだ。

 NTT Comは、クロスリスティングの議決権数の61.6%にあたる普通株式1848株を、現在クロスリスティングの筆頭株主であるエキサイトなどから取得する。取得総額は9億2400万円としている。

 エキサイトは保有していた株式1698株(議決権の56.6%)をすべてNTT Comに売却する。これにより、2010年3月期連結決算において6億3000万円の売却益を計上する。

 クロスリスティングの業績は2009年3月期で売上高13億500万円、営業利益1億1000万円、純利益6100万円となっている。

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