社団法人電気通信事業者協会(TCA)は3月5日、2010年2月末時点の携帯電話およびPHSの契約数を発表した。NTTドコモが2009年7月以来、7カ月ぶりに純増数トップとなった。
2月末時点の携帯電話の契約数は、前月比0.4%増の1億1151万5200件。このうちモバイルIP接続サービスを契約しているのは、9268万6700件だった。
事業者別契約数では、NTTドコモが14万8300件の純増で5569万2500件、2in1は1500件純増の43万7200件だった。auを展開するKDDIは、12万1400件の純増で3156万7200件。ソフトバンクモバイルは、14万5800件純増の2199万8000件、ダブルナンバーは800件純増の3万5500件となっている。イー・モバイルの契約数は、純増数7万3100件で225万7500件となった。
各社の純増数のうち、通信モジュールはNTTドコモが8900件、KDDIが1万6000件、ソフトバンクモバイルが6万2400件となっている。また、IP接続サービス契約の純増数については、NTTドコモのiモードが6万4600件、KDDIのEZwebが7万8500件、ソフトバンクモバイルのYahoo!ケータイが9万100件となっており、イー・モバイルのEMnetは900件の純減になった。
ウィルコムが提供しているPHSの契約数は、前月比1.6%減の417万1200件。UQコミュニケーションズの契約数は四半期ごとに公開する予定で、次回は3月末となっている。
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