「自治体のモバイルサイトがあれば便利」が8割--トランスコスモスとmediba調べ

 トランスコスモスは2月22日、medibaとともに実施した「自治体モバイルサイトの利用動向に関する調査」の結果を発表した。

 この調査は、medibaが保有するリサーチ専用会員を対象に、首都圏において2月3日に行ったもの。

 その結果、全体の約80%が、県庁および市役所、区役所、役場などの自治体を、「1年以内に1回以上利用した」と回答した。中でも、40代女性の利用は90%を超える。

 自治体が提供するインターネットサービスについて、PCサイトとモバイルサイトの区分をせずに利用状況をたずねたところ、「利用したことがある」と回答したのは、全体の約半数であった。

 また、居住地の自治体によるモバイルサイトの開設について、「知っている」と回答したのは全体の約40%であったが、そのうちの約70%にアクセス経験があり、トランスコスモスとmedibaでは、「自治体モバイルサイトへの注目度は高い」と分析している。

 モバイルとPCの自治体サイトで、どちらが便利かを尋ねたところ、全体の41.1%が「どちらも便利」と回答。次いで、「モバイルサイトが便利」が35.2%、「PCサイトが便利」が21.7%であった。

 利用経験の有無とは別に、自治体が開設するモバイルサイトについて、「利用してみたい」と回答したのは全体の約80%となり、80%以上が自治体のモバイルサイトがあれば「便利である」と回答。年代別で見ても、全世代において利用意向が高い結果となった。モバイルサイトで利用したい自治体のサービスについては、教育、犯罪、救急、医療情報についてのニーズが比較的高い。

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