バイドゥは10月14日、モバイル検索に関する実態調査の結果を発表した。調査によれば、モバイル検索は、移動中などのすきま時間に利用される傾向にあるという。特に10代、20代の若年層はベッドやトイレなどでもモバイル検索を利用しているそうだ。
調査対象は10歳から59歳のPC、携帯電話双方からインターネットを利用しているユーザー(携帯電話のパケット通信定額制サービスに契約しているユーザー)。有効回答数は830人。調査期間は9月4日から9月5日。
外出先で携帯電話を使って検索する場所はどこか聞くと、70.7%が「バス・電車などの公共機関での移動中」と回答した。
自宅でモバイル検索を使う場所は、「自分の部屋」と回答した人が55.7%と最も多かった。10代、20代の若年層の回答をみると、「ベッド」が38.3%と高い結果になった。「トイレ」も25.9%に上り、親世代である40代、50代の7.8%という数字と比較すると大きな差が見られた。
携帯電話で検索する理由を聞くと、51.3%が「どこでも検索できるから」と回答した。10代、20代の47%は「暇つぶし」と回答し、10〜30代の女性では34.9%が「PCを起動するのが面倒だから」と回答した。モバイル検索では、利便性と手軽さが重視されているとバイドゥでは分析している。
バイドゥ取締役社長の井上俊一氏は今回の調査結果について、「現在、モバイルは生活の一部、もしくは体の一部になりつつあり、その利用シーンは多種多様に広がっている。また、ユーザーがモバイルで手に入れたいと思う情報の質や量も、今後さらに多岐にわたっていくと推測される」とコメントしている。
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