地上デジタル放送化により、「リビングでテレビを見る機会が増えた」と回答した人が18.1%にのぼることが、社団法人日本民間放送連盟(民放連)の調査結果で明らかになった。
調査は、2009年7月10日〜13日にかけて、首都圏在住の10〜59歳の男女を対象に実施。2400件の有効回答を集計した。
その結果、18.1%が「リビングでテレビを見る機会が増えた」と回答。「リビングでテレビを見る機会が減った」(2.4%)、「リビングでデジタル放送は見ない」(1.7%)を大幅に上回った。
また、リビングにおける家族や友人との視聴機会について、12.6%が「増えた」と回答。その一方で、「減った」(2.2%)「家族や友人とリビングで見ない」(2.6%)と回答した人は少数にとどまった。
さらに、56.4%が「地デジにより家族や友人とテレビ番組やCMについて話題にする機会が増えた」と回答しているという。民放連では「昨今、個別視聴が進んできたと言われている。そんな中地デジ化の過程で再び家庭の中心に戻りつつある」とコメントしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス