外出先などで携帯電話を夢中に操作している人を見かけるが、いったい何をしているのだろうか?暇つぶしと携帯電話について、20代から40代のネットユーザー男女687名に調査を実施、回答を集計した。
外出先で通話以外に携帯電話を暇つぶしに使うことがあるかを聞いたところ、「頻繁にある」が23.3%、「たまにある」が39.9%で、全体の63.2%が「ある」と回答。女性では68.1%と男性に比べ8.9ポイント高く、「頻繁にある」の割合は若い年代ほど多かった。
「携帯で暇つぶしをすることがある」と答えた人に具体的に何をしているかを複数回答方式で聞くと「メール(65.9%)」が最も多く、「ニュース閲覧(55.3%)」がそれに続いた。女性では「メール(76.3%)」、男性では「ニュース閲覧(63.2%)」がトップで、全体3位の「ゲーム」は20代の数値が他の年代と比べて高めとなった。以下、「着うた・着メロ・音楽を聞く」などは1割に満たなかった。
携帯電話で暇つぶしをする1番の理由を尋ねたところ、性別、年代を問わず「すきま時間を活用したいから(39.2%)」が最も多く、次いで「他に暇つぶしの方法が思いつかないから(27.0%)」「なんとなくクセで(24.9%)」が続き、「本などの荷物を増やしたくないから」は6.5%のみだった。「なんとなくクセで」は女性と20代、「他に暇つぶしの方法が思いつかないから」は男性と40代に多い傾向がみられた。
ちなみに回答者全員に1人で電車・バスなどに乗っているとき、何をしていることが最も多いかを聞いてみたところ、「本を読んでいる(20.4%)」「寝ている(20.1%)」が多く、20代、30代は「寝ている」、40代では「本を読んでいる」がそれぞれ1位となった。なお、乗り物で携帯電話を操作しているのは、外出先で携帯電話を暇つぶしの道具にする率の高い女性と20代に多めだった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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