もし豚インフルエンザに関する最新ニュースを、十分には入手できていないならば、Twitterにログインして、米疾病対策センター(CDC)からのアップデートを入手するようにお勧めしたい。
CDCは、豚インフルエンザの感染および流行を防ぐための最新情報を、Twitterを用いて発信している。CDCは、新たな勧告、感染が確認された症例の最新情報、抗ウイルス薬や他の疾病の治療法または予防法などを、「@CDCemergency」を始めとする、複数のTwitterのアカウントで提供している。
Associated Pressは、すでに豚インフルエンザの感染例として、1600件以上が確認されており、それによる死者数も、メキシコで149名に上ると見られると伝えている。米東部時間の4月27日午後1時の時点で、CDCは、米国内でも、40件の感染例が報告されていることを明らかにした。その内訳は、カリフォルニア州で7件、カンザス州で2件、ニューヨークシティで28件、オハイオ州で1件、テキサス州で2件である。1人は入院しているものの、米国内での死亡例は、現時点では報告されていない。
別のTwitterアカウントとなる「@CDCeHealth」には、それほど頻繁に更新情報がないものの、家族や友人に「手洗いを奨励するeカード」を送信できるCDCのサイトへのリンク情報など、さまざまな有益なアドバイスが紹介されている。
豚インフルエンザに関する情報を求めて、Twitter全体を検索することも可能だが、明らかに信頼できる根拠がない情報源からのアドバイスなどには、注意したほうがよいだろう。
すでにインターネット上では、豚インフルエンザに関する数多くのディスカッションも行われている。Nielsen Onlineは、豚インフルエンザに関する情報量は、「冬に入って流行した、ピーナッツバターによるサルモネラ菌流行に関する情報を、すでに10倍近くも上回っている」とのデータを発表した。
もちろん、あらゆる一般の報道機関も、多くの情報提供を行なっており、CBSNews.comでは、John LaPook医学博士が登場する、信頼性の高い優れた「CBS Evening News」の動画も提供されている(米CNET Newsは、CBSが親会社となるCBS Interactiveの傘下にある)。
WebMD.comでは、豚インフルエンザに関するFAQが掲載されている。また、Webware上では、Don Reisinger 氏が、豚インフルエンザの最新情報をトラッキングしたオンラインリソースに関する記事投稿を行った。さらに、Googleは、世界各地の感染例が報告された地点をトラッキングする地図データを公開している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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