フリーメールアドレス、女性の3割弱が「親しい友人」と「知人」で使い分け

アイシェア rTYPE リサーチ2009年02月25日 11時09分

 登録すれば無料でメールアドレスがもらえるフリーメールサービス。一体、どのように使い分けをしているのだろうか。CLUB BBQ(転送メールサービス)でフリーメールアドレスを取得したユーザーに調査を実施。20代から40代を中心とする男女455名の回答を集計した。

 回答者のパソコン利用歴は「10年以上(75.4%)」「5年〜10年未満(22.6%)」などで、フリーメールアドレス宛に来るメールは95.2%が「パソコン」で見るとした。

 CLUB BBQアドレスを含めて、フリーメールアドレス(無料メールアドレス)をいくつ持っているか聞いたところ、「1つ(CLUB BBQアドレスのみ)」は全体の17.1%、「2つ」が25.7%で最も多かった。男性では「5つ以上」所有している割合が高く、26.1%を占めた。

 通常のメールアドレスとフリーメールアドレスをどのように使い分けているか複数回答形式で聞くと、全体では「懸賞やメールマガジン登録用」が54.5%でトップ、2位は「仕事とプライベート(44.4%)」。3位以降は「PCと携帯電話(27.9%)」「親しい人と知人(24.2%)」「ブログ・サイトの連絡用(24.0%)」と20%台で続き、「金融機関などへの登録用」が11.4%だった。

 男女別では、男性が「仕事とプライベート(47.8%)」が女性を約7ポイント上回り、女性は「ブログ・サイトの連絡用(30.6%)」が約12ポイント、「親しい人と知人(28.6%)」が約8ポイント男性より高い割合となった。年代別では、20代で「PCと携帯電話(36.0%)」「ブログ・サイトの連絡用(38.0%)」が他の年代より高ポイントであるのが目立った。

 メールアドレスの所有数別に見ると、いずれの項目も所有しているフリーメールアドレス数が多いほど割合が高くなっている。「懸賞やメールマガジン登録用」は、「1つ(CLUB BBQアドレスのみ)」では30.8%程度だが、「5つ以上」では74.3%と43ポイント以上の開きがあった。「金融機関などへの登録」でも、「5つ以上」は24.8%と「1つ(6.4%)」と大きな差をつけた。所有するメールアドレスが多い人ほど、幅広い用途でメールアドレスを使い分け、活用しているようだ。

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

通常のメールアドレスとフリーメールアドレスをどのように使い分けているか

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