多種多様なジャンルが無料で提供されているパソコンのフリーソフト。実際にネットユーザーはどの程度利用しているのだろうか?20代から40代を中心とした男女に意識調査を実施、481名の回答を集計した。パソコン利用歴は「10年以上」が85.9%、「5年程度」が11.6%、「3年程度」以下が2.5%。
「フリーソフトを使っているか」と聞いたところ、「用途によって使っている」が38.9%、「頻繁に使っている」が36.2%、「たまに使っている」が16.6%で、合わせると91.7%が利用。
男女別に見ると、女性は「用途によって使っている」が40.4%でトップとなっており、「頻繁に使っている」は26.5%だが、男性は「頻繁に使っている」が46.2%と最も多く女性に比べ20ポイントも高かった。年代別に見ると、50代では「使っていない」とした人も10%を超え、他年代に比べるとやや利用率は低かったが、20代では48.1%が「頻繁に使っている」と答えた。
「フリーソフトを使う理由・気に入っている点」を自由回答形式で聞いたところ、「お金をかけたくない」「購入手続きの手間がない」など『無料』であることはもちろんだが、「気軽に試せる」「使いやすい」といった回答や、「欲しい機能がそろっている」「無駄な機能が付いていない」など『十分必要な機能がある』点をあげる人も目立った。
「お気に入りのフリーソフトが有料になっても使うか」と聞くと、全体では45.8%が「使うのをやめる」と答え、無条件で「使い続ける」とした人はほとんどいなかったが、36.5%が「料金によるが、使い続けたい」と回答。料金に関わらず、「機能がアップしていたら使い続ける」とした人も16.1%おり、半数以上が継続利用の意向を示した。フリーソフトは無料であることだけでなく、機能的にも十分評価されて使われていることがうかがえる結果となった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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