日常生活における無駄な出費を見直し、生活費のバランスを考える「節約」について調査した。回答者は20代から40代を中心とする男女437名のネットユーザーで、既婚者49.9%、未婚者50.1%の割合となっている。
生活費などの費用について、普段節約をしているかを聞いたところ節約している人は25.2%、どちらかといえば節約しているが48.5%で、あわせて73.7%の人が何らかの節約をしていると回答。
年代別に見ると、高い年代ほど節約している傾向が高かった。また未既婚別に見ると、既婚者で節約していないとしたのは20.2%と5分の1程度だが、未婚者では32.4%と3分の1近くにのぼった。
節約している、どちらかといえば節約していると回答した人に、具体的に節約している費用を全てあげてもらったところ、最も多かったのが外食費で62.7%、次いで衣服が54.3%、食料・飲料費52.2%、携帯電話料金45.3%の順となった。
年代別に見ると、20代で食料・飲料費を節約する人の割合が72.2%と高く、30代の51.0%、40代の48.0%とは20ポイント以上の差があった。
未既婚別では衣服の費用を節約するとした既婚者が49.4%だったのに対し、未婚者は60.1%と1割ほど多かった。また、毎月いくらくらい節約できていると思うかとの問いには、「1,000円〜3,000円くらい」が27.0%でもっとも多く、以下「5,000円〜1万円くらい」が24.2%、「3,000円〜5,000円くらい」が22.4%と続き、全体の約8割が節約できていると思う額は1万円以下だった。
一方、もっと節約したい、節約できると思う費用を複数回答形式で答えてもらったところ、1位、外食費43.2%、2位、食料・飲料費33.4%、3位、水道・光熱費30.0%で、携帯電話料金という回答も26.8%あった。外食を含めた食費はまだまだ切り詰められると考えている人が多いようだ。また、食料・飲料費をもっと節約したい、節約できると回答した既婚者は28.0%で、未婚者は38.8%と、10.8ポイントの差が見られた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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