2008年10月に行った年賀はがき(年賀状)に関する意識調査の第2弾。今回はネットユーザーが2008年の正月用に出した年賀はがき、年賀メールの内容について20代から40代を中心とする男女417名の回答を集計した。
2008年の年賀はがきを出したか?との問いには、全体の70.0%が「出した」と回答。また年賀はがきを出した人に宛名はどのように書いたかを聞いたところ、「プリンタ」が68.8%で、性別、年代問わずトップ。2位は「ボールペンで」23.3%、以下は数%程度という結果となった。
年賀はがきを出した人に、年賀はがきに手書きで一言添えるか?と聞いたところ、「全員に一言添える」が50.7%、「一部親しい人などのみ一言添える」が 38.7%で、合わせて89.4%が「一言添える」と回答。性別、年代を問わず年賀はがきを出す人のほとんどが、手書きで一言添えていることが分かった。
また、年賀はがきを出さなかった人も含め、年賀はがきに手書きで一言添えられていると嬉しいかを聞くと、「非常に嬉しい」が44.4%、「どちらかといえば嬉しい」が43.9%で、合わせると88.2%が「嬉しい」としている。こちらも性別、年代を問わずほとんどの人が「嬉しい」と回答しており、プリンタに頼りがちな年賀状も、手書きメッセージを加えることで魅力が増すと言えそうだ。
一方、2008年の年賀メールを送ったか?との問いには、全体の38.6%が「出した」と回答。年賀はがきと比べるとメジャーとは言えないようだ。携帯電話とパソコンのどちらから送信したか?については、「携帯電話のみ」が36.6%でやや多く、「パソコンのみ」が30.4%、「両方」32.9%という結果となった。
絵文字などの年賀メールのアレンジについて聞くと、59.6%が「絵文字や画像を添付した」と回答。特に女性と20代では約7割と高くなっている。さらに絵文字や画像を添付した人に、どのようなアレンジをしたかを複数回答形式で聞いたところ、「絵文字」が60.4%、「画像添付(写真など)」が52.1%で人気。以下、「顔文字」36.5%、「動画添付」13.5%、「アスキーアート」10.4%といった順だった。
男女別では、「動画添付」が女性17.5%で男性を約10ポイント上回っており、年代別では20代で「絵文字」が88.2%、「顔文字」が52.9%、40代で「画像添付(写真など)」が63.3%、「動画添付」が23.3%でそれぞれ他の年代より高くなっているのが特徴的だった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」