DisplaySearchによると、Appleは北米においてノートブックの市場シェアをどの競合他社よりも速いペースで伸ばしているという。
米国時間9月17日に発表された市場調査結果によると、2008年第2四半期(4〜6月期)の北米ノートブック市場におけるAppleのシェアは、6.6%増加し10.6%になったという。同社以外の主なノートブックメーカーの市場シェアはいずれも、2007年と比較して変わらないか減少している。最も大きなシェアを誇るHewlett-PackardとDellの伸びは、それぞれわずか0.3%と0.2%であり、AcerのシェアはGatewayの分を合わせて4.2%も減少している。
1年のうち第2四半期は一般的に販売数が少ない。少なくともパソコンが多く購入される時期である1年の後半と比較するとそうである。AppleウォッチャーであるPiper Jaffray氏は、同社は今四半期(7〜9月期)に、29〜34%の増加に相当する、およそ280〜290万台の「Mac」を販売すると予測している。
しかもこの実績は、2008年初めには確実視されていたこの四半期におけるMacの新バージョンがリリースされていない状態で達成されている。現時点では10月に新しい「MacBook」が発売される予定であり、これによりAppleの勢いはクリスマスシーズンに向けてさらに加速するかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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