メタキャスト、エム・データ、データセクション、シンクーの4社は7月23日、動画共有サービスやテレビ、ブログ、ECサイトの4つのメディアに関する横断調査・分析業務について業務提携し、「クロスメディアレーダー」としてサービスを開始したことを発表した。
クロスメディアレーダーでは、メタキャストが提供する、視聴動画情報の共有サービス「Mitter」、エム・データの所有するテレビ番組およびコマーシャルの放映データ「TVメタデータ」、データセクションの提供する600万ブログを対象にしたブログ分析、シンクーの提供するネットショップの横断検索サービス「ShoppingFinder」の各サービスから取得できる統計データを組み合わせることで、企業のCM効果やPR活動などをテレビからブログ、ネット動画、ECサイトでの反応を複合的に調査・分析できるサービス。
テレビCMの放送内容からブログの口コミ、動画共有サービスでの視聴履歴、さらにはECサイトでの購買履歴までをワンストップで調査・分析できるため、大規模なテレビCMやプロモーションの効果を最大化できるとしている。
サービスは広告代理店やテレビコマーシャルを提供する大手企業などをターゲットに提供していく予定。提供価格については、調査内容や利用する媒体により個別見積もりとなるが、2週間で50万円程度になる予定だ。サービスの問い合わせについてはメタキャストウェブサイトおよび各社の問い合わせ窓口で受け付けている。
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