アッカ・ネットワークスと未来検索ブラジルは7月3日、インターネットの先進的ユーザーの利用動向を調査するため、共同でマーケティングを実施すると発表した。アッカの無線LANパイロットサービス「skeletown(スケルタウン)」において、未来検索ブラジルの仮想通貨「モリタポ」のユーザーを対象に、マーケティング施策を実施する。
スケルタウンは、アッカが横浜市経済観光局の協力を得て7月7日より横浜市内で実施する無線LANのパイロットサービス。インターネット接続のほか、位置情報と連動したコンテンツも用意している。
一方のモリタポとは、インターネットで利用できる仮想通貨のこと。利用者は1モリタポあたり0.1円でモリタポを購入し、インターネットサービスの少額決済に利用できる。7月7日からは、動画共有サービス「ニコニコ動画」のプレミアム会員の月額費用への充当ができるようになるほか、MP3ダウンロードサイト「recommuni(レコミュニ)」での楽曲の購入が可能。
今回実施する共同マーケティングでは、モリタポユーザーのIDでアッカの無線LANサービスを利用できるようにするというもので、アンケート調査の実施やインターネットの利用動向を検証する。ユーザー特典として、アンケートに回答した先着2000名のユーザーには、825円相当の8250モリタポを提供する。
なお、無線LANパイロットサービスは、実施期間中無料で利用できるが、商用サービスを正式に運営した際、モリタポなどの仮想通貨による決済手段も検討している。
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