米YahooとMcAfeeが、安全なウェブ検索の実現に向けて提携した。検索結果のうち危険度の高いサイトをユーザーに警告する「SearchScan」を、米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、スペインのYahoo! Searchのユーザーに提供する。なお、日本での提供については未定としている。
Yahooが5月6日に発表したYahoo! Searchの新しいベータ版には、SearchScan機能が搭載されている。この機能は、マカフィーのMcAfee SiteAdvisorテクノロジを活用したもので、スパイウェア、アドウェアなど、ユーザーのパソコンに感染して障害をもたらす可能性のあるサイトなどを赤色で表示して警告する。
また、アクセスするだけでユーザーのパソコンに被害をもたらす可能性のあるサイトをYahoo! Searchの結果から削除する設定もできる。なおSearchScanはベータ期間中、Yahoo! Searchユーザーに最適化された形で警告が表示される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス