オンライン広告サイトのCraigslistには、さまざまな仕事についての求人広告があるが、今回のはちょっとすごい。
ミシガン州の女性Ann Marie Linscottさん(49歳)が、Craigslistを使って殺し屋を雇おうとしたとして告訴されている。交際している男性の妻を殺害しようとしていたという。Linscott氏は米国時間1月24日、同州グランドラピッズにある自宅で逮捕された。Associated Press(AP)の報道によると、Linscottさんは11月に「フリーランス」の仕事として、求人を掲示したという。
APは当局と法廷の文書を引用し、この求人広告では、問い合わせた人に対し、「カリフォルニア州オロヴィルに住む女性を消す」という仕事に対し5000ドルの報酬を約束し、その女性の名前、住所を含む個人情報を提供したという。
管轄当局はカリフォルニア州で告発するため、Linscott氏の身柄を渡すと予想されている。Linscott氏を担当する弁護士に26日にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
Craigslistにはこれまでにも、違法なことを要求する掲示があった。売春向けの広告や嫌がらせを目的とした性に関する広告、中には家を略奪してぶちこわす招待状が掲示されたこともあった。
しかし、Craigslistの最高経営責任者(CEO)であるJim Buckmaster氏によると、今回のLinscott氏の広告は、Craigslistに掲示された初の殺人目的の広告という。
「この12年をかけて掲示された5億5000万件のクラシファイド広告のうち、われわれが確認しているのはこの件だけだ」とBuckmaster氏はAPに宛てた電子メールで説明している。「だがそれでも、広告自体は一般的であり、われわれはその後の個人的なメールコミュニケーションに関係しない」(Buckmaster氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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