2008年4月1日にNTTドコモのポータルサイトがリニューアルし、Googleと連携した検索窓が設置された。これですべてのポータルのトップに携帯サイトの検索窓が設置されたことになる。2006年7月のauとGoogleの提携以降、モバイルインターネットにおいても「検索」が存在感を増している。
すでにメニューリストを辿ってサイトを探すユーザーよりも検索窓にキーワードを入力してサイトを探すユーザーが過半数をこえている。これからはメニューリストの表示順位以上に「検索結果」を意識しないとモバイルプロモーションに失敗しかねない。
今回のリニューアルでは、検索結果の表示が大きく変わった。
主な変更点としては、
があげられる。
まず新しい検索結果画面(右下の画像)をクリックしてみてほしい。検索結果の1画面目には上段のブロック(A)に公式サイトが4件、中段のブロック(B)に一般サイトが4件、下段のブロック(C)にPCサイト2件表示が表示される。
公式サイトの検索には今まで同様にドコモオリジナルの検索エンジンが採用されている。しかしながら、今までは5件表示されていたのが1件少ない4件に減ってしまった。一般サイトについてはYahoo!モバイルやGoogleモバイルなど14の検索サイトへのリンクが表示されていたものが、Googleモバイルの検索結果がそのまま4件表示されるようになった。一般サイトの検索結果の下にはPCサイトの検索結果が2件表示される。これについてもGoogleの検索結果が表示されている。
例えばドコモ公式サイトを運営していれば、AのブロックとBのブロック、PCサイトも併設していればCのブロックにも自サイトを表示させることができる。また、一般サイトを運営している場合、BのブロックとPCサイトを併設していればCのブロックに自サイトを表示させることができる。これまでは一般サイトを運営していても、検索結果に直接自サイトを表示させる方法はなかった。しかし、Googleモバイルに対応することで検索結果の1画面目に自サイトを表示させることも可能になった。
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