Facebookは米国時間6月28日、広告主からの要求に応えるため、暴力的、性的、露骨な描写といった性質のコンテンツを提供しているページとグループから、これまでよりも積極的に広告を削除する計画であることを発表した。
今回発表された変更は、手作業による審査プロセスとして実施が開始されるが、時間をかけて自動化される予定だ。これにより、Facebookは、アダルト製品を販売するグループやページなどで右側に広告が表示されないよう、積極的に規制することになる。
「契約に違反しているコンテンツについては審査と削除の厳格な方針がすでにある。一方で、議論の余地のあるページやグループの横に広告が表示されるケースについて、このような状況を防止する取り組みがもっと必要であることをわれわれは認めている。そこで今回の措置をとることにした」と、Facebookのプレスリリースは述べている。「7月1日より、コンテンツと並んで広告を表示すべきページとグループの決定に新しい審査プロセスを導入する」という。
Facebookによると、大切なのは広告主のメッセージがブランドに適したページとグループに表示されるようにすることだという。Facebookは、問題となるコンテンツと適切なコンテンツに関する明確なガイドラインをまだ持ち合わせていないようだ。しかし、同社がこの措置によって、自社に収益をもたらす100万を超えるアクティブな広告主の要望に応えようとしているのは言うまでもない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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