しかし、企業の目標がある程度のフリーキャッシュフロー、資本支出を持つことであれば、それらにあまり関心のない人たちにとって、その企業の裏をかくことは難しいことではありません。
確かに、Googleの経営陣は、表向きの発言と違って、数字にこだわっていますが、彼らは同時により大きな戦術的リスクを負っています。また、多くのインターネット新興企業も同様です。
正直なところ、どちらも(検索で)互いよりも優れているとは思えません。
しかし、ブランドに関して言えば、Yahooはおおむね終わっています。Yahooが配信する情報量の話ではありません。また、一部のアジア市場で維持しているブランドの話でもありません。台湾、日本では、Yahooは巨大です。中国ではそれほどではありませんが、それでも非常に大きいのです。
少し前に行われたすばらしい研究では、研究者が、検索エンジンの名前を隠して、検索結果を人々に評価させました。次に、Microsoft、Yahoo、Googleの検索結果を名前と一緒に見せ、人々に評価させたのです。
正確な数字は思い出せませんが、80%以上の人がブランドを検索結果の正確性の判断基準にしていました。ということは、たとえば、Yahooの検索結果をGoogleの名前で提示した場合、人々はそれらの検索結果を非常に正確だと評価するでしょう。人々はそのようなものに左右されることを認めたがりませんが。
ところで、何について話していたのでしょう。Yahooでしたか。
わたしが退職したのは、Microsoftのことがあったからではありません。本当は3年契約でしたが、3年と少しの間Yahooにいたため、当初の契約よりも少し長くいたことになります。Yahooにいた3年間も、その前の3年間も基本的に同じ仕事に従事していたわけです。
わたしにとっては最長記録、とても長い時間です。そのため、休みを取って、旅行することにしました。
そうです。さまざまなプロジェクトを考えているところです。たとえばかげたひどいアイデアでも、今は資金を調達できるので、とても幸運です。
ここにも同じブランドの問題があります。しかし、人々が、アイデアではなく、人に投資するのには理由があります。アイデアは変わりやすく、実際、変わることがあるからです。ゲームからFlickrへの変化だけでなく、Flickr自体でも、さまざまな変更を行いました。現在のFlickrと当初のもので共通することはほとんどありません。当初のFlickrにはタグはなく、ウェブページで個々の写真を見ることはできませんでした。
ソーシャルネットワークはありましたが、仕組みはまったく異なっていました。友だちと家族というコンセプトもありませんでした。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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