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Gmailの5年後--プロダクトマネージャーが語る「さらなる変化」
「Gmail」は5年前の4月1日、多くの人がエイプリルフールのジョークだと思ったほどの、びっくりするような機能を備えてスタートした。それは、丸々1Gバイトのオンラインストレージだ。
より大規模なオンライン電子メールサービスの競合「Hotmail」と「Yahoo Mail」は、すぐにその長所に追いついたが、そうしているうちに、Gmailは一目置かれるべき勢力へと成長した。Googleは、正確な数を明らかにすることはないものの、Gmailが数千万のユーザーを獲得したとしている。そしてGmailのプロダクトマネージャーであるTodd Jackson氏は、同サービスを利用し始める新規ユーザーについて言えば、現在のGmailの成長は4、5年前よりも加速していると述べる。
Jackson氏は、米国時間3月30日に行ったインタビューで、GoogleがこれまでにGmailで達成したもの、そして将来に期待しているものについて、評価を明らかにした。
GmailプロダクトマネージャーTodd Jackson氏提供:Stephen Shankland/CNET
--Gmailが登場したときには、1Gバイトの受信トレイに非常に驚きました。あれほど衝撃的、あるいはパラダイムシフトとなるような新しいものを、Gmailに期待していますか。
Jackson氏:わたしたちは過去5年間、Gmailの革新に取り組んできました。ユーザー、特に最も要求が厳しいユーザーが欲しがるものの最先端にありつづけることが、わたしたちの目標です。Gmailにチャット機能を追加した際、わたしはそれを大きな節目だと考えました。ビデオチャットを追加したときも同じです。Gmailはコミュニケーションを可能にするとともに、楽しく、簡単で、高速なものにしますが、そのコミュニケーションの範囲を広げるために、こうした機能は非常に重要だと考えました。
コミュニケーションとは、電子メールだけのことではありません。それはわたしたちが着手するのに十分な理由でした。わたしたちは、そうした最前線に居続けたいのです。「Gmail Labs」は、新しいテクノロジを試して、Googleの現在の規模でも素早く公開することができる、優れた試験場です。巨大なユーザー基盤がある現在の規模では、小規模だったころと同じスピードで何かをローンチするのは難しくなっています。わたしたちは、自分たちがたまたま数千万のユーザーを持つことになった新興企業だと考えたいのです。
最初のGmail発表のときにあれだけの大反響を呼んだのは、Gバイトのストレージのためだと思います。これが多くの人の気を引いて、Gmailを試してみる気にさせました。しかし、人々がこの製品を手放さなくなったのは、会話(スレッド)ビューや検索、迷惑メールフィルタの質など、ユーザーインターフェース(UI)関連の機能があったためです。こうしたものはすべて、同時にニュースになったわけではありませんが、実際にGmailを素晴らしいものにした機能です。そうしたものをさらに進めていくつもりです。
--スタート時と現在のGmailの違いは、現在とこれから5年後のGmailの違いよりも小さくなるでしょうか。それとも大きくなるでしょうか。
Jackson氏:わたしたちが過去5年間にわたって取り組んできたものの大部分は、サービスの内部的なものです。製品の見た目を劇的に変えるものではありませんが、人々が電子メール製品にあればよいと心から思っているものです。例えば、POPのサポート、IMAPのサポート、モバイル版のUIなどです。細かなものでは、下書きの保存や、リッチテキスト形式の編集などがあります。サービス開始時には、こうしたものはどれもありませんでした。太字にすることも、斜体にすることもできませんでした。人々がまさに期待していたこれらの機能を、ここ数年で追加してきました。
またわたしたちは、投資を続けています。2007年にフロントエンドインフラストラクチャの大規模な変更を行ったことで、より多くのエンジニアが同時にコーディングできるようになりましたし、新しいモジュール型のJavaScriptアーキテクチャによって、フロントエンドの開発をかなり速く行えるようになりました。それによって、異なるコードのモジュールをさまざまなユーザーに提供することができるようになり、Labsのようなものも可能になりました。わたしはこれを、物事を可能にする大きなテクノロジだと考えています。
おそらく今後5年間で、目に見える変化がたくさんあるでしょう。過去5年における変化よりも多くの変化があるかもしれません。最初の5年間は、人々が欲しがる基本的なものに集中しなければならなかったのがその理由です。チャットやビデオチャット、そしてGmailでのコミュニケーション方法を広げるという点で、非常に革新的なことをいくつか行ってきました。そういう方向のものや、製品の見た目と使い心地に直接影響するものが、より多く登場することになると考えています。
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