日立製作所×日本IBM対談 ~クラウドビジネスで強力タッグ~
クリティカルな業務を安心してクラウドに預けられるサービスの登場
――どのような企業にこの「情報共有基盤サービス Lotus Notes/Domino Edition」の利用を勧めますか。
長尾
利用する人数やアプリケーション数が多く、日々の運用管理の工数やコスト負担が重いと感じている企業に対しては、Lotus Notesをクラウド環境に移し、本業に人的リソースや投資を集中させることを推奨します。また、先の大震災によってコラボレーションに限らず堅牢なデータセンターにシステムを預けることがBCP上有効であることが再認識されたため、現状のBCPを見直す、あるいは新たにBCP策定を考える企業にもぜひ検討をいただきたいと思います。
牧
日本では大手都市銀行のみならず、生損保の保険会社や地方銀行など多くの金融機関がLotus Notes上で業務向けのアプリケーションを作成し、実業務に活用しておられます。しかし、これまではそうしたクリティカルな業務を安心してクラウドに預けることができるサービスがあまりありませんでした。今後はそうした金融機関などがクラウドでLotus Notesを運用する機会が増えそうですね。
またTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの活用が急速に盛んになる中で、従来のガバナンス重視に加え、ボトムアップによる横方向のつながりを重視した新たなコラボレーションツールも今後企業において重要になると思います。
長尾
まさにおっしゃる通りで、ヒエラルキカルな縦の階層構造ではない、ホリゾンタルな業務の進め方が企業の中で次々と生まれています。それをどのようにサポートしていくのかに関しては非常に興味があります。
今後はそうしたコミュニケーションを促進する手段の開発に取り組んでいくことも必要になるでしょう。IBMさんには、そうした製品やサービスの開発を期待していますし、日立としても、もちろん対応していきたいですね。
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2011年9月30日