日立製作所×日本IBM対談 ~クラウドビジネスで強力タッグ~
日立製作所は、日立クラウドソリューション「Harmonious Cloud」において、「情報共有基盤サービス Lotus Notes/Domino Edition」の提供を7月より開始した。ユーザーの環境に合わせ柔軟に利用可能なSaaS型のサービスで、10月開催の「Lotus Knows EXPO 2011」でも特長をアピールする。それに先立ち、日立製作所と日本IBMの両社にインタビューを行い、サービス立ち上げの狙いや利用者のメリットを聞いた。
日立製作所がLotus Notes/Dominoをクラウド提供するに至った理由
――日立製作所が満を持して提供を開始した「情報共有基盤サービス Lotus Notes/Domino Edition」は、「IBM Lotus Notes/Domino」(以下、Lotus Notes)の機能を、日立の信頼性の高いクラウド環境で本格的に利用できる点が大きな特長かと思いますが、まずはサービス誕生の背景を教えてください。
サービス事業開発本部 部長
長尾正博氏
長尾
日立がLotus Notesをクラウドサービスとして提供するにあたり、いま企業のニーズは次の3つの観点において高まっていると考えました。
1つはBCP。災害など突然の有事に事業を確実に遂行するためには、正確に情報を把握し、それに基づく判断で業務を進めていくことが重要です。その役割を担うコラボレーションツールは今後、事業継続や災害対応において重要なカギを握るでしょう。
2つ目はリソースの選択と集中。情報システム部門の人的リソースは本業を支える基幹システムに優先的に配置すべきですが、全社共通のコラボレーションも不可欠なシステムであり、生産性向上という観点からも、今後社外に安全に委託したいというニーズは確実に増えていくと考えます。
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部 掲載内容有効期限:2011年9月30日