NVIDIA、ゲームストリーミングサービス「GeForce Now」をリリース--「SHIELD」端末専用

David Katzmaier (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年10月01日 13時10分

 NVIDIAが、新しいゲームストリーミングサービス「GeForce Now」を同社製「SHIELD」端末専用にリリースした。据え置き型「SHIELD Android TV」、ポータブルゲーム機「SHIELD Portable」、タブレット「SHIELD Tablet」のみで動作する。

 同サービスは、米国時間10月1日からSHIELD所有者を対象に提供開始され、料金は月額7.99ドル。NVIDIAは、3カ月間の無料トライアル期間を設け、ゲーマー層の取り込みを期待している。

 リリース時点では、およそ50タイトルのゲームが利用可能で、「GeForce Now」の登録ユーザーはストリーミング経由ですぐにプレイできる。多くは、「Batman: Arkham Origins」「Saints Row: The Third」「HOMEFRONT」「Lego Marvel Super Heroes」など、ゲーム機やPC向けに1~2年前に提供された古いタイトルの焼き直しだ。NVIDIAは今後、週ごとにゲームを増やしていく予定だ。

 少数だが新しいゲームもいくつか提供されている。これらは「Buy and Play Instantly」(購入してすぐにプレイする)というカテゴリから入手可能だ。ユーザーが「The Witcher 3: Wild Hunt」(59.99ドル)、「MotoGP15」(39.99ドル)、「Saints Row IV」(19.99ドル)を含むこれらのゲームをストリーミングするには、正規価格を支払う。

 NVIDIAは、多くのゲーマーがストリーミング専用ゲームに正規価格を支払うことに二の足を踏むのは承知している。特に、ゲームストリーミングの草分けである「OnLive」のように、同サービスがこの先において終了することを想定した場合、そうした事態が予想される。したがって、こうした問題に対処するため、多くのタイトルに「Good Old Games(GoG)」のような従来のダウンロードサービスで利用できるダウンロードトークンが付属している。GeForce Nowでは、PCにダウンロードすることも可能だが、ストリーミング版とダウンロード版それぞれのゲーム結果は同期されない。


提供:NVIDIA

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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