スキルや時間などに応じて使い分けられる多彩なデザイン作成モード。ちなみにこちらは「簡単作成モード」を利用したもの。なお、PCカメラの映像をそのままハガキに貼り付ける「カメラ直結モード」は「筆王 ZERO」のみで利用可能な機能だ
年賀状で肝心なのが、華々しいイラストや写真、挨拶文など記載する裏面のデザインだ。「筆王2008」では用紙とデザインの選択を行う新規作成ウィザードのほか、既存のデザインを選ぶだけで素早く年賀状を作成できる「簡単作成モード（特急はがき「できてます」）」、素材を組み合わせて自動でデザインを作成する「選んで作成モード」、写真と素材を組み合わせて自動でレイアウトしてくれる「デジカメ写真モード」など、デザイン作成だけでも多彩なバリエーションを用意。デザイン300点、背景41点、パーツ1871点、さらには和文フォント18書体も付属しているため、手軽に作りたい方から凝った内容に仕上げたい方まで、幅広いニーズに対応できる。
そのほか、住所録やガイドメニューの文字サイズを変更したり、簡単に住所録やデザインのバックアップがとれるのも特徴だ。このように「筆王2008」は、全体を通してユーザーの利便性と操作性を追求した作りになっている。今まで年賀状作成ソフトを使い続けてきた経験者はもちろんだが、これから使い始めるという初心者の方や、パソコンの操作自体に慣れていない高齢者の方などには、特に自信を持ってお勧めできる製品といえるだろう。
定番の「年賀状標準」や「干支年賀状」はもちろん、「中国墨絵コレクション」「書道家コレクション」「ハムスターコレクション」など多彩なカテゴリが用意されている「簡単作成モード」
「選んで作成モード」と「デジカメ写真モード」のデザイン選択画面。表示サイズを変更することもできる
左側の「設定」タブでは、手軽に住所録やデザインのバックアップが可能。「オプション」項目では住所録やガイドメニューの文字サイズ変更も行える
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