ビジネスシーンで使用するPCとしては、情報漏洩の防止や個人情報保護法の対策が不可欠な今、セキュリティ機能は欠かせないキーワードである。type BXでは、セキュリティチップの搭載や、指紋センサーを搭載し、利便性と安全性を高めている。パスワードをかけるのが面倒だという声も聞くことがあるが、指紋認証を活用すれば、手軽ながらも安全性を高めて使うことができる。
また、FeliCaポートを搭載しているPCならではの便利な認証方法がある。Edy(エディ)カードやおサイフケータイなどをFeliCaポートにかざすだけで(※)、パスワードを解除できる。たとえば、社員証にFeliCa*を利用していれば、社員証を利用して認証もできるのだ。首都圏の私鉄・地下鉄・バスで共通化したICカード乗車券「PASMO」とJR東日本「Suica」も、ICカードの履歴をPCで表示できる。交通費の精算などにも有効だ。使い方を知らなければムダに思われがちなFeliCaポートだが、type BXはビジネスパーソンの利用シーンで、一歩進んだメリットを与えてくれるのである。
※すべてのFeliCaカードの対応を保証するものではありません。
セキュリティ以外でも、ビジネスPCには信頼性が必要だ。type BXでは壊れずに使い続けるため、加速度センサーを内蔵。落下時等の異常な動きを自ら感知してHDDのヘッドを退避させる「VAIO ハードディスク プロテクション」を搭載する。ビジネスの現場では、HDD内のデータに重要な意味を持つので、HDDの故障を回避するという点では重要な装備といえよう。
後編ではビジネスシーンにおけるtype BXの使用感などを中心にご紹介する。
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