iPodとiTunesがワイヤレスになったら何が起こる?--コレガ「Wireless Dock for iPod」 - (page 2)

コレガ
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内容:iTunesから離れた場所にあるiPodを操作できたら……そんな夢を実現したのが、この「Wireless Dock for iPod」だ。PCとiPodドックを結線せずに操作でき、iTunesに取り込んだ曲や動画などをドック側に自動転送が可能。もちろん充電機能も搭載する。iPodの新たな使い方を発見できる未来型ツールの登場だ。

セットアップはウィザード形式で簡単

 Wireless Dockを使用するには、あらかじめネットワーク設定が必要になる。といっても、ウィザード形式のセットアップアシスタントが用意されているため、手順は非常に簡単。設定は、iPod経由と有線LAN経由のどちらか好きな方を選んで行うことが可能だ。

 iPod経由で設定する場合は、まずパソコンにiPodを接続しておき、付属CD-ROMに収録されている設定用ソフト「Wireless Dock Setup CD」を起動する。続いて、設定方法で「iPod」を選択し、画面の指示にしたがって必要な項目を入力していけばいい。セットアップが終わると設定ファイルがiPod内に保存され、Wireless Dockに装着した際に自動的に読み込まれる。

 有線LAN経由で設定する場合も、手順はほとんど同じ。iPodの代わりにLANケーブルでパソコンとWireless Dockを接続するだけでいい。設定情報は、パソコンからWireless Dockに直接書き込まれる。

  • 設定用ソフト「Wireless Dock Setup CD」の画面。iPod経由か、有線LAN経由でネットワーク設定を行える

  • ネットワーク設定のアシスタント画面。ウィザード形式になっているため、画面の指示にしたがって必要項目を入力するだけで、簡単に設定できる

  • 接続ユーティリティ「corega PS Admin IV」をインストールすると、無線LAN経由でiPodを認識してデスクトップにマウントしたり、iTunesと同期したりできるようになる

  • iPodとiTunesを無線LAN経由で同期しているところ。USB経由の場合と同様、音楽ファイルだけでなく、ムービーや写真、アドレスデータなどを同期することができる

 パソコン側では、接続ユーティリティ「corega PS Admin IV」のインストールが必要になる。これは、Wireless Dockをパソコンで認識するためのドライバのようなもの。このcorega PS Admin IVを導入することで、無線状態でもUSBケーブルで接続したときと同じようにiPodをデスクトップにマウントしたりiTunesと同期したりできるようになる。

  • Wireless Dockには、リンクボタンが搭載されており、「再生モード」と「リンクモード」を切り替えて使用できる

 なお、Wireless Dockには「再生モード」と「リンクモード」の2つが用意されており、本体に搭載されたリンクボタンを長押しすることで切り替えられる。再生モードにした場合は本体に接続したAV機器でiPod内のコンテンツを楽しむことができ、リンクモードにした場合はパソコンのiTunesと同期することが可能だ。

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