アグレッシブなモバイラーにピッタリなタブレットPC 富士通「FMV-BIBLO LOOX P70T/V」 - (page 2)

富士通
LOOX P70T/V
詳細:モバイルタブレットPC
内容:ユニークな回転式の液晶モニターを搭載したモバイルタブレットPC「FMV-BIBLO LOOX P」シリーズがデザインを一新、さらに機能を強化して生まれ変わった。日中屋外でも見やすい半透過型 8.9型ワイド液晶モニターを搭載し、「ワンセグ」チューナーを内蔵。約 997gの軽量ボディーで、行動派にオススメのモバイルタブレットだ。

解像度と屋外での視認性をアップした液晶モニター

  • モニターのポジションが自由自在のコンバーチブル構造は、プレゼンテーションなどにも役立ちそうだ

 液晶モニターは、回転して形態が変化するコンバーチブル型構造。普通のノート型PCとしても、タブレット型PCとしても使用可能だ。モニターサイズは8.9型ワイド液晶と前モデルと一緒だが、解像度は格段にアップしている。前モデルは1024×600ピクセルだったが、「LOOX P70T/V」では1280×768ピクセルと1.6倍になり、デスクトップのワークスペースが広がった。ネットやメールなどを使いながらワンセグの子画面を立ち上げていても、余裕ある解像度といえるだろう。また、タブレットでの使い勝手を考えて、画面は縦位置でも横位置でも使えるように変更できる。縦位置(縦長)画面で使用した際も、高解像度のため作業がしやすくなったのはうれしい。

 液晶モニターは解像度だけではなく、屋外での視認性も向上している。従来は一般的な透過型だったが、半透過型液晶に光沢処理を施した「モバイルファイン液晶」となった。バックライトは消費電力を抑えるLEDを採用。明るい屋外などでは、バックライトを消すことで、一層消費電力を抑えた長時間利用が期待できる。タブレット操作で心配な、ペンによる傷などから液晶を保護する「プロテクションシート(反射低減タイプ)」が標準添付されている点も評価できる。

  • 肝心のヒンジ部分は強固で、ちょっとやそっとでは壊れない印象。天板を閉じるか、タブレットの形にした状態で固定するラッチ(ストッパー)もある

  • モニターを回転させてタブレットスタイルに。横でも縦でも、必要によって好きなように使えるのが便利だ

  • タブレットで使うスタイラスは、本体に収納されている。スタイラスの先端はスプリングが埋め込まれ、力を入れすぎても液晶を痛めないようになっている


標準添付外付けドライブと豊富なインターフェース

  • 30Gバイトという本体内蔵HDDの少ない容量を補うのが、外付けのCD-RW/DVD-ROMドライブ。USBケーブル一本で本体と接続するが、別途ACアダプターも必要

 本体は小型のため、光学ドライブは内蔵していない。その代わり、外付けのCD-RW/DVD-ROMドライブが標準で付属している。ドライブは極薄・軽量なので、本体と同時に持ち運びもしやすい。しかし、ACアダプターを使わないと動かないので、外で気軽にDVDを視聴するなどの楽しみ方ができないのは残念なところ。

 本体右側面には、USB2.0端子×2ポート、マイク入力端子、スピーカー出力兼アンテナ端子、SDメモリカードスロットなど、必要十分のインターフェースを構えている。左側は、TypeIIのPCカードスロットと無線LANのスイッチがある。

  • 背面に、電源とUSB端子だけが存在するシンプルな構造。見てわかるとおり、ドライブ自体はかなり薄く作られている

 背面には、LAN端子とモデムコネクター、それに外部ディスプレー接続端子がある。最近のモバイルノートは外部ディスプレー接続端子がない製品も増えているが、とかくノートPCの故障の多くは液晶モニターのトラブルが多く、いざというときにまったく表示するすべがなくなってしまうのはちょっと困りもの。いざというときのためにもほしい機能なので、これは大変ありがたい。

  • 奥から電源、USB、マイク、スピーカー(兼アンテナ)、USB、ダイレクト・メモリ・スロット(SDカード)、スタイラス

  • 外部ディスプレー接続端子は、ボディーと同様のデザインのカバーで保護されている。カバーの材質は軟質だが、ほとんど見分けがつかない

  • 左側面には、無線LANのスイッチと、前モデルにあったCFスロットの代わりにPCカードスロット(Type II)が搭載された

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