「プレゼンに便利で図解に強いと言っても、そのままプレゼンできないと面倒だな……」と思っているなら、考えを改めて欲しい。花子には「スライド機能」があり、PowerPointのスライドショーのようにプレゼンすることができるからだ。スライド表示に切り替えて、マウスでクリックしながら、画面を表示していくのは、スライドショー機能と同じ。画面の切替効果を設定することも可能だ。
花子2006では、さらにスライド機能が強化され、プレゼンテーションに威力を発揮する機能が加わっている。
中でも、新機能の「ズーム・パン」に注目したい。部分的に拡大や縮小ができるので、強調したい部分を拡大しながら説明するといった、インパクトあるプレゼンが可能になる。画面上をクリックするだけでズーム(拡大)し、ドラッグすればパン(移動)する。スライド画面の下には、コントロールバーも表示され、ズームしたり、画面を送ったりといったスライド画面の使い勝手がよくなっている。
スライド上に入力したマーカーを保存できるようになったことなど、プレゼンの時に欲しい機能が強化された。
また、スライド表示でマルチディスプレイにも対応した。発表者とスクリーンで異なる画面を表示できるので、発表者は花子の編集画面を、スクリーンにはスライド画面を表示すれば、必要に応じて内容を修正しながらプレゼンテーションすることも可能になる。
プレゼンを支援する機能として、「花子ビューア」が新たに提供されたことも注目したい。これは花子の図面ファイルをスライド表示、印刷できるツールで、花子のWebページから誰でも無料でダウンロードできる。
花子がインストールされていないPCでプレゼンしたいときは、このビューアをインストールしておけばいいというわけだ。花子の図面の表示、印刷にも使えるので、花子のファイルを他の人に見せたいときにも活用できる。
花子の図面ファイルは、HTML形式で出力することもできるから、幅広くプレゼンやデモで活用してみよう。
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