[レビュー]毎日のスペシャルをたっぷり録画--ソニー HDDハイビジョンカメラ「HDR-SR7/HDR-SR8」 - (page 3)

礒村 浩一 (Isopy)2007年11月30日 20時08分
ソニー
内容:2007年、コンシューマ向け小型ビデオカメラは本格的にハイビジョン画質へと移行してきた。そのなかでもソニーのハンディカムHDR-SR7およびHDR-SR8は本体内に大容量HDDを内蔵したハイビジョンビデオカメラだ。記録媒体に内蔵HDDを選択、大容量化したことによりハイビジョン画質での長時間の撮影および記録が可能となった。そこでより実用的になったハイビジョンハンディカムの使用感をレポートしたい。

もうこれ一台で動画も静止画もOK

 「HDR-SR7/HDR-SR8」では最大約610万画素相当の静止画も撮影できる。また動画撮影中でもフォトボタンを押す事で460万画素相当の静止画を記録することも可能だ(デュアル記録)。ただしCMOSセンサーの有効画素数は288万画素なので、いずれも画素補完により大きくした画像となる。

  • 静止画撮影モードにて撮影 6.1M(2848x2136ドット)シーンセレクションオート、WBオート 夕方の横浜港。半逆光の夕日が客船を照らす。船上の白い部分の一部が白飛びを起こしてはいるが、船体の黒い部分も併せて良好な諧調描写である。ただし画素補完による画像の緩さは否めない

  • 静止画撮影モードにて撮影 6.1M(2848x2136ドット)シーンセレクションオート、WBオート 同じく夕日を浴びる客船。船首部分をズームアップ撮影。老朽化した船体の質感もよく描写している。ただ偽色も目立つ

  • 静止画撮影モードにて撮影 6.1M(2848x2136ドット)シーンセレクションオート、WBオート 鹿児島空港展望デッキより駐機場のジェット機を撮影。35mm換算で約57mm相当、絞りF4.8での撮影。被写界深度が深く飛行機の先端から背景の木々までピントが合っている。全体のトーンも自然。色ノイズは多め

  • 静止画撮影モードにて撮影 6.1M(2848x2136ドット)シーンセレクションオート、WBオート 35mm換算で約370mm相当、F4.8、1/250sでの撮影。超望遠域での撮影だが手ブレ補正機構のおかげかブレがうまく抑えられている。銀色コンテナの質感も良くトーンも自然。ただ周辺画像の滲みが気になる

  • 動画撮影モードにてデュアル記録撮影 4.6M(2848x1602ドット)シーンセレクションオート、WBオート 35mm換算で約176mm相当、F4.8、1/30sでの撮影。三脚使用。ガラス窓の明るい面と暗い面のコントラストが気持ちよい。黒いメッシュ面の偽色は目立つ

  • 動画撮影モードにてデュアル記録撮影 4.6M(2848x1602ドット)シーンセレクション風景、WBオート 35mm換算40mmワイド端で撮影。クリア感のある画像。青空もすっきりした印象だ

  • 動画撮影モードにてデュアル記録撮影 4.6M(2848x1602ドット)シーンセレクション風景、WBオート 逆光に透ける樹に茂る葉。程よいコントラストで自然な空気感を感じる

  • 動画撮影モードにてデュアル記録撮影 4.6M(2848x1602ドット)テレマクロモード、WBオート 35mm換算400mmテレ端に固定。花の質感描写も優れている。極端な望遠マクロとなるので、三脚での固定は必須だろう

  • 静止画撮影モードにて撮影 6.1M(2848x2136ドット)シーンセレクション夜景、WBオート F1.8、1/30sでの撮影。三脚使用。夜景としては若干暗めとなっている。必要に応じて露出補正も必要。ノイズは少ない

  • 動画撮影モードにてデュアル記録撮影 4.6M(2848x1602ドット)シーンセレクションオート、WBオート 35mm換算400mmテレ端、F2.8、1/30sでの撮影。三脚使用。超望遠での撮影はイメージを膨らませる

  • 静止画撮影モードにて撮影 6.1M(2848x2136ドット)シーンセレクションオート、WBオート 近距離でのストロボ撮影だが、露出オーバーにもならずネコの毛もきれいに描写している

  • HD画質で撮影された映像からPCにインストールされた「Picture Motion Browser」を使用して静止画に書き出す事も可能だ。3840x2160ドット(300万画素相当)

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