[レビュー]毎日のスペシャルをたっぷり録画--ソニー HDDハイビジョンカメラ「HDR-SR7/HDR-SR8」 - (page 2)

礒村 浩一 (Isopy)2007年11月30日 20時08分
ソニー
内容:2007年、コンシューマ向け小型ビデオカメラは本格的にハイビジョン画質へと移行してきた。そのなかでもソニーのハンディカムHDR-SR7およびHDR-SR8は本体内に大容量HDDを内蔵したハイビジョンビデオカメラだ。記録媒体に内蔵HDDを選択、大容量化したことによりハイビジョン画質での長時間の撮影および記録が可能となった。そこでより実用的になったハイビジョンハンディカムの使用感をレポートしたい。

わかりやすいタッチパネルでメニュー操作も簡単

 「HDR-SR7/HDR-SR8」ではカメラの設定や操作の多くを液晶画面のタッチパネルで操作するようになっている。液晶画面に表示されたボタンを指で直接タッチするので、直感的な操作が可能だ。ただ、ファインダーを覗いての撮影時には、液晶モニターを閉じてしまっているのでタッチパネルでのメニュー操作ができない。十字ボタンやジョイスティックなどでも操作できると便利なのだが。

  • カメラの設定などは、その多くをタッチパネルで選択するようになっている。この画面はホワイトバランス選択画面

  • カメラの測光方式でスポット測光を選択すると、画面内に四角い枠が表示される。この枠内で適正露出としたい部分を指で押すと、そこをスポット測光の基準点として測光が行われる

  • マニュアルでの露出補正画面。+ボタン、−ボタンを直接指で押す事で明るさを調整する

  • 鏡筒に配置されたマニュアルボタンとカメラコントロールダイヤル。「フォーカス」「カメラ明るさ」「AEシフト」「WBシフト」のいずれかをダイヤルに割り当てることができる。マニュアルボタンを押してマニュアルに切り替え、ダイヤルを回す事で手動での調整が可能となる。鏡筒下にある逆光補正ボタンを押すとプラス露出補正が行われる

  • 露出補正無し

  • 逆光補正オン

  • ゼブラ表示を選択すると、画面に映る画像の中で設定した輝度レベルを超えた部分に縞模様が表示される。輝度レベル「70IRE」と「100IRE」のいずれかで設定。このゼブラ表示を参考にしながら露出を調整すると画像の白飛び予防に効果的だ

  • 液晶モニターを開くとメモリースティックDuoスロットとシンプルボタン、再生ボタン、フィルムロールインデックスボタン、画面表示/バッテリーインフォボタンが配置されている

  • シンプルボタンを押すとシンプルモードに切り替わって、多くの設定が自動化される。画面に表示される文字も大きくなる

 撮影されてカメラ内部のHDDに記録された画像は、再生モードに切り替えると一覧として液晶画面に表示できる。表示方法は「日付インデックス」「フィルムロールインデックス」「フェイスインデックス」の3通りが選択可能だ。このなかでも「フェイスインデックス」は文字通り、撮影された画像の中身を人物の顔で選別。インデックス化して見たいシーンをセレクトできるというおもしろいものだ。

  • 「日付インデックス」モード。画像は撮影された日付ごとにグループ化されて表示される

  • 「フィルムロールインデックス」モード。保存された画像を一定時間ごとにインデックス表示すると、フィルムの1コマを選ぶようにピンポイントでシーンを探す事ができる

  • 「フェイスインデックス」モード。撮影中に検出された人物の顔を、顔ごとに一覧表示。見たい人物の顔を選ぶことでその人が映っているシーンを再生できる

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