HDDに撮影した動画は、本機単体でDVDにダビングが可能だ。確実にダビングするため、電源はACアダプターを利用して行うしくみだ。ACアダプターは充電兼用でやや大型なので、モバイルユース用の小型アダプターがあれば、さらにフットワーク良く使えるだろう。
ダビング操作はいたってシンプルだ。「まるごとダビング」つまり、撮影したシーンをすべてDVDダビングしたい場合は、ビデオカメラにDVDディスクをセットし、「ダビング」ボタンを押すだけで事が足りてしまう。ダビングできるメディアはDVD-R/RAM/±RW(いずれも8cmメディア)で、2層メディアには非対応だ。
ダビングすると、DVD-Rなどのビデオモードメディアにはサムネイル付きのDVDメニューが自動的に付く。画質モードやアスペクト比を混在すると、DVD-Rなどに、まるごとダビングできない点に注意したい、この場合はDVD-RAMなどのVRモードメディアを使うか、あるいはシーンを選択してダビングが可能だ。
HDDからのダビングする際、1枚のDVDに収まらない場合は「DVDを交換してください」というメッセージが出る。また、1つのシーンがDVDに収まらない場合は「シーンを分割してください」という案内が表示されるしくみだ。まるごとダビングが終わるとHDDのデータを消すか否か? が選択でき、手軽に映像管理ができる。
このほか再生リスト「ディスクナビゲーション」からシーンを選択して「えらんでダビング」も可能だ。撮影データは、日付ごとに1タイトルとして扱われ、日付内の各シーンが自動チャプター分けされる。撮影後にチャプターマークを打つことはできないが、シーン分割が実質上のチャプターマーク打ち込みになり、シーン結合がチャプターマークの削除になる。
さらにプレイリスト編集にも対応し、プレイリストの削除、分割、結合、並び換えもできる。作成したプレイリストをDVDにダビング可能だ。編集精度は15コマ(GOP)単位になるが、DVDレコーダーに迫る編集&ダビング機能といえるだろう。カメラ単体でここまでできれば十分に思える。
|
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する