シャープは6月28日、厚さ約5mmの地上デジタル、アナログ放送受信用チューナーユニット「VA1N2WF2121」を開発、発表した。新開発のシリコンチューナICの搭載により小型化を実現したという。8月30日から量産を開始する。月産台数は50万台。サンプル価格は2万円だ。
VA1N2WF2121は、30mm×29.6mm×5mmの小型化で、従来製品に比べ約半分程度にまで薄型化されているという。本体にはシリコンチューナICを搭載。部品点数を従来の約300点から約80点へと大幅に削減したほか、デジタル信号処理回路と低ノイズアンプにより、受信性能を向上させたとしている。全世界の地上デジタル、アナログ放送に対応する。
シャープでは、チューナの小型化によって複数チャンネルの同時受信や、チューナ搭載機器の薄型、小型デザインが実現するとしている。
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