[ツールバー] Yahoo!は10代と60代以上、Googleは20〜50代が利用
ツールバーを利用する人の割合は全体の53.3%であった。全回答者のうち、1番人気が高かったのはYahoo!ツールバー(27.6%)で、次いで人気が高かったのはGoogleツールバー(18.2%)。日本でのYahoo!人気の根強さをうかがわせる結果となった。ただし、メッセンジャーの調査結果と同様に、回答者に偏りがあることは考慮しなくてはならない。
Yahoo!とGoogle利用者の世代をみると、面白い傾向があることが分かる。
Yahoo!ツールバーを利用する人が多いのは、10代と60代以上。Yahoo!ツールバーを利用すると回答した人の割合は、10代が50.0%で、60代以上は52.9%であった。一方、他の世代の利用率は、25.9〜31%程度にとどまった。
一方、2番目に利用されるGoogleツールバーの利用率を押し上げているのは20〜50代で、15.8〜24.1%の人がGoogleツールバーを利用すると答えている。10代と60代以上の利用者はその半分以下で、60代以上の利用者が11.8%、10代にいたっては0%であることが分かった。
[ウェブメール] 8割以上の人が利用、うち約4割が複数サービスを併用
全体の81.2%と、ウェブメールの利用率は非常に高いことが分かった。利用者が多いのは、Yahoo!メール(66.8%)とMicrosoftのHotmail(34.1%)。今年4月に米国で実験を開始したばかりのGoogleのGmailをすでに利用している人も、少数(0.3%)ながらいた。
また、ウェブメール利用者のうち、38.46%の人が複数のアカウントを持つ。また、Yahoo!メール以外のサービスを利用すると回答した人のうち50%以上が、Yahoo!メールを併用していることも分かった。
[RSSリーダー] 利用率はわずか4.7%
RSSリーダーを使う人は増えていると言われているが、利用者は全体のわずか4.7%だった。将来的にインターネットブラウザやメールソフトにこの機能が統合されていくことになれば、普及率は高くなるかもしれない。
(1)方法
Yahoo! JAPANの提供するサービス「Yahoo!リサーチ」を活用し、「Yahoo!リサーチ・モニター」に登録するネットユーザーを対象にウェブベースで各設問に答えてもらった。
(2)期間
2004年7月28日〜2004年8月2日
(3)有効回答数
1160サンプル
(4)性別
男性 52.7%
女性 47.7%
(5)年代
10代 | 1.2% |
20代 | 29.6% |
30代 | 44.3% |
40代 | 18.4% |
50代 | 5.0% |
60代以上 | 1.5% |
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