前回紹介したタバコケータイは産地中国でも驚く人が続出する“究極のトンデモケータイ”だった。ほかにもおもしろいケータイはたくさんあるものの、すべてがタバコケータイみたいな変わりのモノばかりではない。中国に百以上あるとも言われるマイナーメーカーのケータイも、実はごく普通のストレートタイプがほとんどだ。
ただし一見すると何の変哲もなさそうなこれらのケータイ。日本人から見ると「どうせ機能も大したことのない、安物だろう」と思えるかもしれない。しかし外見だけで中身も見ずにそんな判断をするようでは「戦わずして負け」だ。
中国ケータイはマイナーメーカーのものだって信じられないくらい豊富な機能を搭載しているものも多い。「えっ、日本のケータイってそんなこともできないの?後れてるー!」と言われてしまうような機能が載っているのだ。
ということで今回紹介する中国ケータイはChangJiang(長江)というマイナー/不詳なメーカーの「A618」という製品。スペックや形状は中国マイナーメーカーケータイとしてはどこにでもある一般的な製品だ。
購入時の価格は約2万円。これもごくごく一般的なレベルである。日本の「契約込みでXXXX円」といった価格ではない。このケータイはメーカーが販売し、単体で購入できるもの。価格にはリベートなどは一切含まれていない。
なお、これから紹介する機能のうち、いくつかは「洒落」や「非実用的」なものもある。なので「日本のケータイのほうが優れている!」と目くじら立てて反論などはしなように。
そんなことよりも「こんな機能まで載せやがって!侮れないぞ中国ケータイ」と笑って許してあげようではないか。そしていくつかの機能を見て「いいなぁ〜」と思えたら、その部分を素直に評価してあげようではないか。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス