シャオミ、スマートウォッチ3機種国内発売--ベゼルも変更可能な「Xiaomi Watch S3」等

 小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は2月27日、スマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」「Redmi Watch 4」と、スマートバンド「Xiaomi Smart Band 8 Pro」の3製品の販売を開始すると発表した。

 3製品ともに同日から、シャオミの公式サイトとなる「mi.com」や「Amazon.co.jp」「楽天市場」のほか、エディオン、ケーズデンキといった各量販店のウェブサイトで販売する。

「Xiaomi Watch S3」
「Xiaomi Watch S3」
  1. 「Xiaomi HyperOS」初搭載、1万8980円の「Watch S3」--ベゼルの装着で専用ウォッチフェイスに自動切り替え
  2. 標準使用モードで最大20日間のロングバッテリー採用--1万1980円の「Redmi Watch 4」
  3. 薄さ9.99mm、8980円の「Xiaomi Smart Band 8 Pro」

「Xiaomi HyperOS」初搭載、1万8980円の「Watch S3」--ベゼルの装着で専用ウォッチフェイスに自動切り替え

 Xiaomi Watch S3は、本体サイズが高さ47mm×幅47mm×奥行き12mmで、付属のストラップを除いた重さが約44gとなる、従来の腕時計を身に着ける感覚で使いたいユーザー向けに開発したというスマートウォッチ。

 1.43インチ、60Hzの有機ELディスプレイを搭載し、ベゼルを含めた着せ替えに対応。数百種類のウォッチフェイスを用意しており、着せ替え用ベゼルを装着すると、サウンドとともに専用ウォッチフェイスに自動的に切り替わるという。市場想定価格(以降、価格は全て税込)は1万8980円で、「シルバー」「ブラック」の2色を用意する。

(左から)「シルバー」「ブラック」
(左から)「シルバー」「ブラック」

 新OS「Xiaomi HyperOS」を搭載した初のスマートウォッチとなり、片手で操作できる「クイックジェスチャーコントロール」を追加。手首を動かすだけで、Bluetoothを経由した通話拒否やAlexaの起動、天気情報の表示、写真撮影など、スマートフォンでカスタマイズした機能を利用できるという。

 5ATMの防水性能と5つの衛星測位システムに対応したL1+L5デュアルバンドGNSSを搭載し、バッテリー性能は標準使用モードで最大15日間、常時オンモードで5日間となる。

 心拍数モニタリングや睡眠モニタリング、ストレスモニタリング機能などを搭載するとともに、150種類以上のプロスポーツモードに対応。屋内外でのランニング、ウォーキング、サイクリングなどに加え、新たにスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツに対応する。進化したデュアルセンサーの搭載により運動検出機能が向上し、より正確なモーション検出ができるという。

 別売のストラップ&ベゼルは、市場想定価格が3980円の「オーシャンブルー」、6480円の「クロームイエロー」と「デュアルトーンセラミック」、6980円の「レインボー」を用意する。

(左から)「オーシャンブルー」「クロームイエロー」「デュアルトーンセラミック」「レインボー」
(左から)「オーシャンブルー」「クロームイエロー」「デュアルトーンセラミック」「レインボー」
Xiaomi Watch S3のスペック Xiaomi Watch S3のスペック
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標準使用モードで最大20日間のロングバッテリー採用--1万1980円の「Redmi Watch 4」

 Redmi Watch 4は、本体サイズが高さ47.5mm×幅41.1mm×奥行き10.5mmで、付属のストラップを除いた重さが約31.5g。市場想定価格は1万1980円で、「オプシディアンブラック」「シルバーグレー」の2色を用意する。

「Redmi Watch 4」
「Redmi Watch 4」

 有機ELディスプレイは従来機種「Redmi Watch 3」の1.75インチから、「Redmi Watch」シリーズ史上最大となる1.97インチへ大型化。表示領域は26%拡大し、リフレッシュレートは60Hzとなる。明るさは自動調節可能で、最大輝度は600nit。従来機種で最大12時間だったバッテリー持続時間は、最大20日間となっている。

 初採用となるアルミニウム合金フレームに、より快適に操作できるステンレススチール製回転式クラウンを採用。24時間体制で心拍数、血中酸素レベル、睡眠などをモニタリングでき、毎日の健康データを表示できる。「Strava」「Apple Health」のほか、新たに「Google Fit」とのデータ同期にも対応した。

(左から)「オプシディアンブラック」「シルバーグレー」
(左から)「オプシディアンブラック」「シルバーグレー」

 5つのマルチ衛星測位システムに対応し、単独で位置情報を取得可能。また、Bluetooth通話機能、サイドボタンの3回連続タップによるクイックコール機能などを備える。

 デュアルセンサーと4チャネルにアップグレードしたPPGセンサーでモニタリング精度を向上しつつ、5ATMの防水性能により18種類のウォータースポーツに対応する。屋内外でのランニング、ウォーキング、サイクリングなど、プロスポーツモードは150種類以上で、搭載するデュアルセンサーで運動検出機能を向上。より正確にモーションを検出できるという。

 200種類以上のウォッチフェイスを用意しつつ、簡単にストラップを交換できる「クイックリリース構造」により、ストラップを簡単に交換可能。対応する別売ストラップとして、市場想定価格が980円となる「Redmi Watch TPU ストラップ」を用意。「ダークシアン」「ミントグリーン」「パステルパープル」の3色を展開する。

(左から)「Redmi Watch TPU ストラップ ダークシアン」「Redmi Watch TPU ストラップ ミントグリーン」「Redmi Watch TPU ストラップ パステルパープル」
(左から)「Redmi Watch TPU ストラップ ダークシアン」「Redmi Watch TPU ストラップ ミントグリーン」「Redmi Watch TPU ストラップ パステルパープル」
Redmi Watch 4のスペック Redmi Watch 4のスペック
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薄さ9.99mm、8980円の「Xiaomi Smart Band 8 Pro」

 Xiaomi Smart Band 8 Proは、本体サイズが高さ46mm×幅33.35mm×奥行き9.99mm。一体型フレーム設計を採用し、付属のストラップを除いた重さは22.5gで、大きさが1.74インチの有機ELディスプレイを搭載する。

 市場想定価格は8980円で、「ブラック」「ライトグレー」の2色を用意する。

(左から)「Xiaomi Smart Band 8 Pro ライトグレー」「Xiaomi Smart Band 8 Pro ブラック」
(左から)「Xiaomi Smart Band 8 Pro ライトグレー」「Xiaomi Smart Band 8 Pro ブラック」

 クイックリリース構造を刷新し、素材や色の異なるストラップに簡単に交換できる。ブラックとライトグレーのほか、別売の7種類のストラップを用意しており、「Xiaomi Milanese クイックリリース ストラップ シルバー」が4480円、「Xiaomi Leather クイックリリース ストラップ クリームホワイト」「Xiaomi Leather クイックリリース ストラップ コーラルオレンジ」が2980円、「Xiaomi Braided クイックリリース ストラップ オリーブグリーン」「Xiaomi Braided クイックリリース ストラップ ローズパープル」が2980円、「Xiaomi TPU クイックリリース ストラップ レモンイエロー」「Xiaomi TPU クイックリリース ストラップ グレイシャーブルー」が980円。

(左から)、「Xiaomi Milanese クイックリリース ストラップ シルバー」「Xiaomi Leather クイックリリース ストラップ クリームホワイト」「Xiaomi Leather クイックリリース ストラップ コーラルオレンジ」
(左から)、「Xiaomi Milanese クイックリリース ストラップ シルバー」「Xiaomi Leather クイックリリース ストラップ クリームホワイト」「Xiaomi Leather クイックリリース ストラップ コーラルオレンジ」
(左から)「Xiaomi Braided クイックリリース ストラップ オリーブグリーン」「Xiaomi Braided クイックリリース ストラップ ローズパープル」
(左から)「Xiaomi Braided クイックリリース ストラップ オリーブグリーン」「Xiaomi Braided クイックリリース ストラップ ローズパープル」
(左から)、「Xiaomi TPU クイックリリース ストラップ レモンイエロー」「Xiaomi TPU クイックリリース ストラップ グレイシャーブルー」
(左から)、「Xiaomi TPU クイックリリース ストラップ レモンイエロー」「Xiaomi TPU クイックリリース ストラップ グレイシャーブルー」

 従来機種「Xiaomi Smart Band 7 Pro」の1.64インチから大型化した有機ELディスプレイは、リフレッシュレートが60Hzで、1670万色を表示できる。自動明るさ調節機能に対応し、最大輝度は600nit。バッテリー持続時間は標準使用モードで最大14日となり、前モデルに比べ2日延長。常時オンモードでも最大6日間使用できるという。

 ウィジェットのデザインを刷新し、4つの画面のレイアウトをカスタマイズできるほか、スポーツモニタリング、健康モニタリング、天気、スケジュール、音楽など、よく使う機能を自由に組み合わせることもできる。

 ワークアウト・スポーツモードは、150以上の運動に対応し、VO2 Max(最大酸素摂取量)、トレーニング負荷なども計測可能。6つのワークアウト・スポーツモード(ランニング、ジョギング、乗馬、スキップ、エリプティカル・マシン、ローイング・マシン)では、3Dアニメーションを使用して、ウォーミングアップとストレッチの運動指導をサポートするという。

 衛星測位チップを内蔵し、5つの衛星測位システムに対応。これにより、スマートフォンと連携することなく、単独で正確な位置情報をリアルタイムでトラッキング可能。心拍数や血中酸素レベルのモニタリングモジュールはデュアルチャネルにアップグレードし、心拍数の精度は前世代の製品より10%向上、血中酸素レベルの精度は5%向上したという。

 あわせて、200以上のバンドフェイスも用意しており、生活シーンに合わせて気軽に雰囲気を変更できるとしている。

Xiaomi Smart Band 8 Proのスペック Xiaomi Smart Band 8 Proのスペック
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プレスリリース(Xiaomi Watch S3)
プレスリリース(Redmi Watch 4)
プレスリリース(Xiaomi Smart Band 8 Pro)

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