Appleの「iOS 17.3」の最新ベータ版が大きな問題を引き起こしているとみられ、同社はリリースから数時間でその配信を停止した。
iOS 17.3 beta 2が米国時間1月3日にリリースされた後、これをインストールした一部のユーザーから、デバイスが再起動を繰り返すとの報告が上がっていた。Appleはすぐにベータ版の提供を中止した。
Mastodonのユーザーによると、この問題は「背面タップ」ジェスチャーを有効にしている場合に生じやすいという。主にアクセシビリティー機能として意図された背面タップは、デバイスの背面をダブルタップまたはトリプルタップする動作に特定の機能を割り当てられるというものだ。
iOSのベータ版は、まさに今回起きたような不具合の発見を目的としているため、メインのデバイスにはインストールしないことを強くお勧めする。
ベータ版をリリースして間もなく、Appleはリリースノートに以下の記述を追加した。 「iOSとiPadOSの17.3 beta 2は、少数のデバイスが起動できなくなる問題が発生したため、一時的に取り下げられている。お使いのデバイスがこの状態にある場合は、リカバリーモードに入り、以前のバージョンのiOSに戻すことで復旧できる」
Appleのリリースノートこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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