Microsoftは米国時間3月21日、人工知能(AI)を搭載した画像生成機能「Bing Image Creator」を発表した。新しい「Bing」を「さらに視覚的」にするものであり、Bingと「Edge」のプレビュー版で提供するという。この機能には、入力されたテキストに基づいて画像を生成するOpenAIのAIツール「DALL・E」の進化版が組み込まれている。
これにより、Edgeは「画像生成ツールを組み込んだ最初で唯一のブラウザー」になるとMicrosoftは述べている。
OpenAIが2022年11月にチャットボット「ChatGPT」を公開したことを受け、各社は独自のAIツールおよびサービスのリリースを急いでいる。3月21日には、Googleが米国と英国のユーザーを対象に独自のAIチャットボット「Bard」を公開した。Adobeも、DALL・Eのように入力されたテキストに基づいて画像を生成する機能を含む独自のジェネレーティブAIモデル「Firefly」のベータ版を提供開始した。
MicrosoftはOpenAIと協力し、Bing Image Creatorの「責任ある使用」を促すとしている。この機能で生成されたことを示すため、すべての生成画像にBingのアイコンが表示されるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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