スズキ、新車のサブスク「定額マイカー7」開始--任意保険含む維持費用を定額で

　スズキは2月1日、月々定額で利用できる新車のサブスクリプションサービス「スズキ定額マイカー7」を全国で開始したと発表した。

　同社の自動車販売金融子会社であるスズキファイナンスが販売する。

　スズキ定額マイカー7は、車を乗るために必要となる車両代金、登録諸費用、車検時含む点検費用、オイル交換、各種税金、自動車保険などの7年間分を、月々の定額で支払うリース商品。スズキ初の月々払いに任意保険の支払いを含めたプランで、維持に必要な費用が定額のため分かりやすく、安心して車に乗れるという。

　リース満了時は「乗り換え」「返却」「乗り続ける」の3つの選択肢を選択可能。原則中途解約はできないが、5年（60カ月）経過以降は、中途解約金（未経過リース料）免除で同社の新車に乗り換えられる特約が付帯するという。

　対象者は、申し込み時75歳までの個人ユーザー。法人名義、個人事業主では利用できない。

　現在の対象車種は、軽自動車の「スペーシア／ハスラー／ワゴンRスマイル／ラパン」と、登録車の「ソリオ」。なお、ラパン以外は全方位モニター付きメモリーナビゲーションを装着しており、ラパンはバックアイカメラ付きディスプレイオーディオを装備する。

　任意保険は、年齢や等級に合わせて「サブスクフリート保険」と「リースカー専用保険」の2つを用意する。

　支払い例として「22歳 初めてのマイカー」の場合、「ハスラー HYBRID X」を利用すると、7年かつ84回払い（サブスクフリート保険で加入）で、支払総額307万6920円となる。これを銀行オートローン（7年かつ84回払い：実質年率5.0％）で購入する場合は、支払総額327万6000円で、差額は19万9080円になるという。

　なお、スズキファイナンスは同日から、任意保険が付帯しない「スズキ定額マイカー7ライト」の取り扱いも開始した。