Teslaは、10月以降セダンタイプとSUVタイプの電気自動車(EV)を数回にわたって値下げしたことが追い風となり、2022年を好調な業績で締めくくった。米国時間1月25日、株式市場の取引終了に合わせて発表された2022年通期の決算によると、第4四半期のEV世界納車台数は40万5278台で、前四半期の34万3830台から増加した。2022年の納車総数は131万台と、同社として過去最高を記録し、前年比で40%増加した。ただし、同社が目標としていた140万台にはわずかに届かなかった。
第4四半期の純利益は前年同期比59%増の37億ドル(1株当たり1.07ドル)、売上高は37%増の243億ドルだった。
Teslaは決算報告の中で、車両の平均販売価格が「全体として何年も下降傾向にある」と指摘している。同社は2022年終盤にEVのラインアップの価格を引き下げ、1月に入ってからも最大20%値下げした。
投資家は2022年12月の時点で値下げをさほど好感していなかったが、Teslaの最高経営責任者(CEO)Elon Musk氏はTesla車がより手頃な価格になることは良いことだとの考えを示している。
同氏は25日に行われた投資家との電話会談で、「われわれの目標は常に、車をできる限り多くの人にとって手頃な価格のものにすることだった」「だから、それができることをうれしく思う」と述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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