アクセルラボは1月25日、ケネディクスを引受先とする第三者割当増資により、7億8000万円の資金を調達したと発表した。本資金調達を通じて、シリーズBを開始する。
アクセルラボは、2019年にスマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」の提供を開始し、ユーザー数を拡大しているという。SpaceCoreは、事業者向けに提供するサービスで、アブリやさまざまなデバイス、設備を自動連携させられる。
SpaceCoreのコア技術であり、アクセルラボが開発するIoTプラットフォーム(IoTエンジン)が、スマートホーム領域以外で導入される事例や活用を検討する企業が増えていることを踏まえ、2022年9月に、同社のIoTエンジンを他社サービスに提供する「alie+(アリープラス)」を事業化した。
今後、alie+を通じて、従来の不動産・建設領域から、周辺領域にも事業領域を拡大していくこと目的に、シリーズBを開始する。
今回の調達資金は、SpaceCore領域で、現在アクセルラボが進めているプロジェクトをはじめ、新機能の開発費とIoT デバイスの安定供給を目的としたIoTデバイス調達資金に充当する予定。
さらに、alie+の事業化にともない、IoTデバイスの導入、設置に加え、アフターサポート領域の拡充にともなう体制構築費、および運転資本増加額に対応するための運転資本にも充当する予定だ。
なお、今回の資金調達により、シリーズAからの累計調達額は、33億3000万円となる。
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