9月13日に「iOS 16」が配信されたら、古いロック画面を捨て去り、スマートフォンのカスタマイズの新時代に足を踏み入れよう。Appleは8日、秋の「iPhone」発表イベントでiOS 16と「watchOS 9」のリリース日を明らかにした。これはAppleにとって毎年の恒例行事だ。春には年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」でiOSの次期バージョンを発表し、開発者や他のベータテスターとともにそのテストをして夏を過ごし、秋になるとiPhoneの最新モデルとともに新OSをリリースするというサイクルになっている。
この年1回のiOSのアップグレードは、AppleがOSを大幅に刷新するための重要な機会で、2007年から行われている。もちろん、年間を通じて小規模なアップデートが届けられる可能性はあるが(現在の最新バージョンは「iOS 15.6.1」で、重要なセキュリティパッチが含まれている)、9月のメジャーアップデートでは極めて大きな変更が加わることが多い。
米CNETは数カ月前からiOS 16のベータ版をテストしているため、何が登場するのかはすでに把握している。iOS 16で特に注目される機能は、カスタマイズ可能なロック画面、「メッセージ」アプリでの送信取り消し(制限あり)、ロック画面上の通知表示の変更、「Appleウォレット」の強化、メッセージアプリから「SharePlay」を利用できる機能などだ。
なお、7日のイベントで発表されたのはiOS 16のリリース日だけではない。「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」、「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」、「Apple Watch Series 8」、そして新登場の「Apple Watch Ultra」も発表された。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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