ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は9月7日、「PlayStation 5(PS5)」の新しいソフトウェアアップデートを発表し、全世界に向けて一連の新機能の提供を開始した。7月に一部の国で実施したベータテストを経て、1440p解像度への対応、オーディオ設定の改良、ゲームリスト機能の追加、ゲームプレイ時のソーシャル機能の拡充がなされている。
モニターまたはテレビが1440p/60Hz、または1440p/60Hzと120Hzの両方に対応している場合、画面設定を調整して1440p解像度でのHDMI映像出力が可能になる。これにより、グラフィックスの鮮明化やアンチエイリアシングの向上が見込まれるほか、画像のエッジが滑らかになる。
また、「あなたのコレクション」タブをクリックすることにより、「ゲームライブラリ」からゲームリストを最大15個作成することができる。各リストには100タイトルまでゲームを追加することができ、ソニーによると、ディスク版、デジタル版、ストリーミング版のゲームを選択できるという。
ソーシャルゲームを楽しむユーザーが増えていることを踏まえ、PS5では、より簡単に友人ととパーティーに参加できるようになった。「シェアスクリーンをリクエスト」機能により、任意のプレーヤーに直接リクエストを送信して、ゲームプレイを視聴させてもらうことができる。ボイスチャットのカードを開いて、パーティーメンバーを選択してリクエストを送信する。また、自分もプレイできるゲームを楽しんでいるパーティーに参加した場合は、画面に表示される通知をクリックすることでゲームに参加できる。
New PS5 system software features are rolling out globally today:
— PlayStation (@PlayStation) September 7, 2022
1440p HDMI video output
Gamelists
New PS5 UX enhancements and social features
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その他の新機能としては、プロフィールの改良や、ステレオオーディオと3Dオーディオの設定を1つの画面上で聴き比べてから設定を選択する機能などがある。また、ゲームベースから、ボイスメッセージやスタンプを送ることができる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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