最大級のNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」はこれまでに、10人ほどの有名人のTwitterアカウントや、Jimmy Fallon氏の「ザ・トゥナイト・ショー」の奇妙なシーンに登場しているが、今度はMTVビデオミュージックアワード(VMAs)への出演を果たした。Bored Ape Yacht ClubのNFT所有者として広く知られているラッパーのEminemとSnoop Doggは米国時間8月28日、2人を模したBored Apeとして新曲を披露した。
Bored Ape Yacht Clubは1万点ものサルのイラストで構成されている。その価格は15万ドル~100万ドル超(約2100万~約1億4000万円超)で、所有者はイラストの商権を得ることになる。その権利を利用して書籍を執筆した人もおり、著名人のSeth Green氏は、それらを使ってテレビ番組を制作している。
EminemとSnoop Doggは、自身のBored Apeをパフォーマンスに活用した最初の大物音楽アーティストとなった。2人は最新コラボ曲「From the D 2 the LBC」のミュージックビデオに、それぞれのNFTとして出演している。
28日に開かれたMTV VMAsにおける2人のパフォーマンスは、このミュージックビデオとリンクしたものだ。Snoop Doggが吸う大麻の煙でEminemがハイになるシーンで始まり、ハイになった2人はそれぞれを模したBored Apeに変身する。このパフォーマンスは、Yuga Labsが開発したメタバース空間「Otherside」の広告としての役割も担っていた。Yuga Labsは、2021年4月にBored Ape Yacht Clubコレクションを作成したチームだ。Othersideに登場する小さなキャラクター「Koda」は、28日のパフォーマンスの背景で重要な役割を演じた。
Full performance of Snoop Dogg & Eminem featuring Bored Ape Yacht Club at the #VMA’s.
— Watcher.Guru (@WatcherGuru) August 29, 2022
pic.twitter.com/KIqBpn5gw6
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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