百度(バイドゥ)は、中国の武漢市と重慶市でロボタクシー「Apollo Go」の商用サービスを開始し、無人タクシーという交通手段の提供を拡大した。
ロボタクシーは、武漢では13平方km、重慶では30平方kmの範囲の政府指定区域で運行する。各都市のルートを、第5世代のApollo車両5台ずつでカバーする。
この無人タクシーサービスは2020年に開始され、現在は上海、深セン、烏鎮など中国の10都市で利用できる。ユーザーは、モバイルアプリの「Baidu Maps」や「Apollo Go」のほか、「Baidu」アプリのApollo Go機能を使ってロボタクシーを手配できる。
バイドゥはこれまで、Apollo Goの依頼を100万件以上受けており、依頼数は2021年第4四半期だけで21万3000件を記録した。同社はロボタクシーの運行を2025年までに中国で65都市、2030年までに100都市に拡大することを目指すとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス