世界最大の動画配信サブスクリプションサービスであるNetflixは、第2四半期に会員数が大きく減少したことを報告した。ただし、同社は会員数の減少を以前から予告しており、減少幅は懸念していたよりも小さかった。
Netflixは4月、第1四半期に過去10年で初めて会員数が減少したことを明らかにし、第2四半期については約200万人の減少を見込んでいるとしていた。米国時間7月19日の第2四半期決算報告では、4~6月に会員数が97万人減少して計2億2067万人になったとした。
第3四半期に関する同社の見通しは、アナリスト予想を下回った。アナリストらの平均予測では、会員数は180万人増としているのに対し、Netflixは100万人増と予測している。
同社にとって最大の市場である米国とカナダでは、会員数が130万人減少して7328万人となった。欧州、中東、アフリカでは77万人減少し、7297万人となっている。
一方、アジア太平洋地域では108万人増加して3480万人に達し、中南米では1万人とわずかながら新規会員が増えて3962万人となった。
第2四半期の利益は14億4100万ドル(1株あたり3.20ドル)で、前年同期の13億5300万ドル(同2.97ドル)を上回った。売上高は前年同期比8.6%増の79億7000万ドルだった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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