キンコーズ、コワーキングスペースとして活用できる「フラットワーク」の提供を開始

　キンコーズ・ジャパンは6月6日、有人接客型プリントサービスを提供するキンコーズ店舗について、コワーキングスペースやサテライトオフィスとして活用できる新パッケージ「フラットワーク」の提供を開始すると発表した。

　横浜駅西口店と四条烏丸店で先行提供を開始した後、都内8店舗（西新宿店、新宿南口店、新宿御苑店、渋谷店、品川店、上野店、銀座一丁目店、秋葉原店）で順次提供するという。

　同社では、ビジネスパーソンや創作活動を行う顧客に対し、店舗を通じてオンデマンドプリントサービスを提供している。

　また、駅から近い好立地の利点を生かし、働き方やニーズの変化に合わせたフリーWi-Fi・電源完備のワークデスクや個室型打合せルームなど、プリントサービス以外の目的でも利用できる環境づくりを進めている。

　今回、提供を開始する「フラットワーク」は、店内で利用者自身のPCやスマートフォンから、専用ネットワークにログインするだけでプリント（A4/A3/B5/B4サイズ）が利用できるサービス。個人の利用だけではなく、法人契約も受け付けている。

　利用料金プランとして、1回200円のスポットプランと月額780円の定額制プランを用意する。なお、ワークデスクの利用料が含まれており、スポットプランでは10枚、定額制プランでは500枚のプリントが可能。

　同サービスにより、オフィスなどに行くことなく、キンコーズ店舗を簡易のコワーキングスペースやサテライトオフィスのように使うことが可能になるとしている。