USB Type-C(USB-C)のケーブルにはいくつか種類がある。スマートフォンに付属する充電ケーブルは、ドッキングステーションに付属しているものと同じように見えるかもしれないが、性能もまったく同じとは限らない。そして、たいていの場合、そのことはケーブルを見ただけでは分からない。
最新版の「Chrome OS」(バージョン102)がリリースされたことで、「Chromebook」は今後、接続しているケーブルが外付けディスプレイに対応していなかったり、必要とされる完全なパフォーマンスを発揮できなかったりする場合に、ポップアップ通知を表示するようになる。この機能はまず、第11~12世代のIntel製「Core」プロセッサーを搭載し、USB4または「Thunderbolt」ポートを備えるChromebookでサポートされると、Googleはこのアップデートに関する発表の中で述べた。
また、Chrome OSの最新アップデートにより、GoogleのChromebook向け手書き用ウェブアプリ「Cursive」(日本では「手書きメモ」)が、スタイラスに対応する全てのChromebookに提供される。このアプリでは、メモやその修正が容易にでき、例えば一度書いたものをタッチペンでこするだけで消去できる。
Cursiveは今後、対応するすべてのChromebookにプリインストールされる。また、USI(Universal Stylus Initiative)規格のスタイラスペンに対応するChromebookであれば、cursive.apps.chromeからダウンロードして利用できる。
さらに、Chromebookに組み込まれた拡大鏡ツールがアップデートされた。拡大鏡は、ディスプレイの表示を水平方向に分割し、下部の表示内容を上部に拡大表示するというもの。Chromebookのアクセシビリティー機能でオンにできる。今回のアップデートにより、2つのビューを区切る水平バーを上下にドラッグすることにより、拡大部分のサイズを変えられるようになった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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