AI自動献立提案サービス「ミーニュー」を提供するミーニューは5月25日、生活協同組合コープこうべと共同開発した「こんだてアシスト」において、食材が残らないような献立を自動生成する「食材使い切り献立」提案機能を「コープこうべ」アプリに提供を開始した。
こんだてアシストとは、2021年4月に開始した1週間分の献立決めと注文に対応し、必要な食材を生協の宅配で配送するサービス。
家族の人数に合わせて献立に必要な材料の分量を計算し、必要な商品数を自動計算していたが、献立提案通りにすべての食材を購入すると、少量しか使わない食材が残ってしまうという課題があった。そこで、できる限り食材が残らないような献立を自動生成する食材使い切り献立機能を開発した。
具体的には、献立で使用する食材量とコープこうべ宅配商品カタログ掲載の表示量から計算される食材の余り量の最小化という条件を追加。これにより、できる限り食材の余りを少なくするような献立の提案が可能になったという。
加えて、料理をする際に閲覧するレシピ画面において、食材を使用する最終日の場合には、「この食材は使い切ってもOK!」と通知し、余らせることなく食材を使い切るアシストを実施するという。
なお、余り量は可能な限り少なくしているが、条件により前後するという。また、一部食材については、無理に使い切り考慮に含めないことで献立提案のバラエティを保持する。
同社では、同サービスを通じて日々の食事、料理、買い物体験の改善に加え、食品ロスの削減につとめ、利用者とともに持続可能な社会づくりへの貢献を目指す。
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