LINEは5月24日、同社のAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」より、AI音声認識アプリ「CLOVA Note」のベータ版をリリースし、提供を開始した。Google Play、App Storeでの配信しているアプリのほか、ウェブブラウザ版も用意する。
CLOVA Noteは、LINE CLOVAの音声認識AI「CLOVA Speech」で、録音した声をテキストに変換するAI音声認識アプリ。スマートフォンやタブレットなどの録音ボタンを押すだけで利用できる簡単さが特徴。
会話録音時に複数人で話している際に便利な「話者分離」機能もあり、学校での授業やセミナーなどの書き起こしだけでなく、ビジネスでの議事録作成にも役に立つという。そのほか、「ブックマーク」機能や「キーワード検索」機能などもあり、音声を聞き直す手間を省けるとしている。
利用はすべて無料で、日本語のみ対応。音声ファイルのアップロード上限は1アカウントにつき1カ月300分まで。AI学習のための音声データ活用に承諾した場合は1カ月600分までになる。
同サービスは今後、多言語でのサポート、ウェブ会議システムとの連携対応などの機能拡張を予定する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス