Appleが、ITサポートと管理に関する最新のプロフェッショナルトレーニングと認定プログラムを開始した。「iPhone」や「Mac」をはじめとする、職場で使われるApple製デバイスの配備、管理、サポートについて学べる2つのコースが用意されている。
「Apple Professional Training」(アップルプロフェッショナルトレーニング)の新しいコース「Apple Device Support」「Apple Deployment and Management」が提供される。コースは順次受講する形になっている。Appleのエンタープライズおよびエデュケーションマーケティング担当バイスプレジデントSusan Prescott氏は、「Apple Professional Trainingは、テクノロジーに関心のあるすべての人を支援する」と述べている。
Apple Device Supportコースでは、組織内で利用されるAppleデバイスのサポートやトラブル対応に必要なスキル、ツール、知識をITプロフェッショナルが学習できる。解説やガイド付きの演習で、ヘルプデスクのプロフェッショナル、技術コーディネーター、サービスプロバイダーが利用するツール、サービス、ベストプラクティスに対応する。約14時間の学習コンテンツを完了した後、「Apple認定サポートプロフェッショナル」の認定を得る試験を受けられる。
Apple Deployment and Managementコースでは、「モバイルデバイス管理」(MDM)を利用し、Apple製品の設定、管理、セキュリティ対策の方法を学習できる。約13時間分のコンテンツが用意されている。試験に合格すれば、「Apple認定ITプロフェッショナル」の認定を受けられる。
試験はそれぞれ149ドル(約1万9000円)だ。Appleは、「Community Education Initiative」(コミュニティ教育イニシアチブ)を通して、対象となる学生の試験費用をカバーする奨学金を提供する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」